がん保険の選び方
がん保険は必要か?
今、がん保険を検討している方にとって、最初に解決したい疑問は、「がん保険は必要か?」ということでしょう。そこで、この問題に対し最初に書いておきましょう。日本人のがんで死ぬ確率は、2008/7/20現在、3人に1人と言われています。2015年には2人に1人ががんで死亡すると言われているのです。つまり、いつかがんになる確率は非常に高いのです。
がんになったとき、問題なのは第一に仕事ができなくなることです。第二に必ず入院しないといけないことです。入院すると入院費がかかります。第三に治療費がかかることです。特に、がんの高度先進医療を受けようと思うと、別途300万円かかると言われています。つまり、経済負担が非常に大きいのです。
そこで、登場するのが「がん保険」です。「がん保険」をかけておけば、有事の際、このような経済的負担を軽減できるメリットがあるのです。がんにかかる可能性は高いので、何らかの保険を検討しておくべきでしょう。
医療保険とがん保険との違い
医療保険は、がん以外の病気やケガも保険の対象にしています。医療保険は単独に契約を結ぶものと、生命保険についている特約によるものとがあります。つまり、がん以外の病気に関しても入院・手術に関する費用を保障しているワケです。これに対し、がん保険はがんのみを対象としています。がんになる確率が高いことと、治療費が高額になることが多いことから、特に保障を充実させるための保険と言ってよいでしょう。
終身保険のがん保険とは
意外とご存じない方が多いような気がするのですが、終身保険とは一生涯保険が適用される種類の保険です。ただし、払い込みも終身となるケースもあります。これに対し、終身でない保険とは、契約期間が10年となっていたりします。
たとえば、保険期間10年で加入年齢が70歳までとなっていた場合、70歳以降は保険に入りたくても入れなくなるということを意味します。したがって、保険期間が終身であることが望ましいと言えます。終身でない場合で保険期間100歳までとなっているケースもあります。保険期間の年齢上限を慎重に検討することが必要です。
がん保険の選び方
ここでは、がん保険の選び方について説明します。
がん保険を検討する前に調べておきたいことは、他に入っている医療保険の有無です。独立した形で入っていなくても生命保険の医療保険特約としてある場合があります。たとえば、生命保険で医療特約が付いており、入院費日額5000円が出るようになっていてるとします。入院日額10,000円を確保したいと思ったら、がん保険で入院保険金5000円のプランを選べばよいことになります。生命保険の特約とがん保険合わせて日額10,000円の支払いを受けることが可能です。入院保険金は日額10,000円はほしいところです。
高度先進医療を受けたい場合、がん診断給付金が300万円以上のがん保険か、治療費実費負担のがん保険を選びたいところです。なぜなら、高度先進医療を受けるには、300万円前後の費用がかかると言われているからです。高度先進治療を受ける気がない場合、がん手術保険金が30万円程度ものを選びたいところです。なぜなら、がんの手術費用110万円程度と言われており、そのうち最大3割があなたの負担だからです。
もう1つ押さえておきたいのは保険期間です。これは終身のものを選んだ方がよいでしょう。なぜなら、一番必要なときに保険を使えないという事態を防ぐためです。可能なら60歳位で払い込みが終わって保障は終身というものを見つけたいところです。
おすすめがん保険
上記を全て満たすところはなかなかありませんが、終身保障となるところは、例えばアフラックのがん保険f(フォルテ)があります。残念ながら保険料も終身払いですが、破綻しにくい保険会社と考えることもできます。保険料も40歳で月3,984円(2008/7/20現在)程度です。
がん診断給付金が100万円とがん手術保険金一回20万円は、少し心もとない感じもします。しかし、高度先進治療も(上限ありますが)実費出るので、バランスが取れています。つまり、高度先進治療を受けられるので、がん診断給付金に多額は必要ないし、手術となる確率も小さくなります。仮に手術が必要となってもがん診断給付金とがん手術保険金を足せば120万円になるのでこれで賄えるでしょう。 入院日額も10,000円で、最低ラインをクリアしていると言えるでしょう。解約払戻金があるタイプもあるようです。詳しくはアフラックのHPなどでご確認ください。
アフラックがん保険f(フォルテ)と比較して、より良いがん保険がないかどうかを探してみるとよいでしょう。アフラックがん保険f(フォルテ)と同条件で、払い込み年齢60歳までで保障は終身というのがあれば最高です。なお、通常、契約は若いときにすればするほど、毎月の保険料が安くなることが多いです。ご留意下さい。
人気のがん保険
「人気のがん保険な何ですか?」と問われれば、アリコの医療保険と答えることになるでしょう(アリコは、2008/7/20現在、がん保険の取り扱いはしていません。医療保険でカバーしています。)。では一体、アリコの医療保険は何がそんなに魅力的なのでしょうか?どのがん保険を選べばよいかを考える参考になるので、少し考察してみましょう。
アリコで医療保険をかけておけば、がん以外の病気で入院したときにも保障があるというメリットがあります。 がん診断給付金は、2008/7/20現在、一時金300万円(上皮内新生物であって入院中に所定の手術を受けた場合、60万円、その他いろいろ条件有り)です。したがって、がん保険と比較しても遜色なく、高度先進医療を受けることが可能になっています。
手術保険金は、がんに限らず、一回10万円出ます。10万円では少し心もとないですが、高度先進治療を受けれるので、手術の可能性は小さいと言えるでしょう。 入院保険金(日額)は、がんに限らず、1日につき10,000円ですので最低限をクリアしています。その他、細かいですが、退院給付金5万円。通院給付金は1日2000円(制限有り)が付いていて魅力的です。
保険料は、2008/7/20現在、39歳男性、標準プランで8,165円です。保険料的には決してお安いというワケではありません。 また、アリコの医療保険は、保険期間にネックがあります。保険期間10年で契約年齢が満18歳〜70歳までである点です。つまり、70歳を超えると保障されない(終身保障でない)点が少々気になります。
医療保険でがんだけでなく他の病気もカバーしている点と、広告宣伝に強い点が人気の秘密かもしれません。
入れるがん保険
最後に、過去にがんになった経験があっても入れるがん保険があるのでご紹介します。1つは、アフラックの「優しいがん保険」です。 もう1つはセコム損害保険の乳がんのみを対象にした「メディコムワン」です。ここでは詳しく説明しませんが、興味があれば調べてみてください。